連合埼玉ニュース

　連合は、4月11（火）10:00時点の「２０２３春季生活闘争　第4回回答集計」を4月13日（木）に公表しました。

 特徴点は下記のようになっております。
＜ 多くの中小組合が「賃上げの流れ」引継ぎつつ回答引き出し＞
①月例賃金改善（定昇維持含む）を要求した 4,468 組合中 2,885 組合が妥結済みで、うち1,730 組合（60.0％）が賃金改善分を獲得している。
②平均賃金方式で回答を引き出した 3,066 組合の「定昇相当込み賃上げ計」の加重平均は 11,022 円・3.69％（昨年同時期比 4,765 円増・1.58 ポイント増）、うち組合員300人未満の中小組合1,975組合の加重平均は8,456円・3.39％（同3,362円増・1.33ポイント増）となり、いずれも、比較可能な2013闘争以降で最も高い。
③賃上げ分が明確に分かる 2,180 組合の「賃上げ分」は6,086 円・2.11％、 うち中小組合1,241 組合の賃上げ分は5,246 円・2.07％で、額・率とも賃上げ分の集計を開始した2015闘争以降で最も高い。
④有期・短時間・契約等労働者の賃上げ額は、加重平均で、時給 56.65 円・月給 8,864 円、引上げ率は概算でそれぞれ 5.36％・3.96％となり、一般組合員（平均賃金方式）を上回っている。

○今後の公表予定
5 月10日（水） 第5 回回答集計結果（4 月末）　連合ホームページ掲載
6 月 5 日（月） 第6 回回答集計結果（5月末） 連合ホームページ掲載


　連合埼玉では、「底上げ」「底支え」「格差是正」の取り組みの継続と「すべての労働者の立場にたった働き方」の改善に向け、街宣行動等をつうじた世論喚起（社会運動）および中小地場組合を支援する活動を推進し、県内の未組織労働者や非正規労働者を含むすべての労働者への波及をはかる活動への取り組みを進めています。