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連合埼玉ニュース

2021.05.28

メンタルヘルス研修会応用編を開催しました

5月28日(金)オンライン会議システム(ZOOM)を使用して、
「メンタルヘルス研修会(応用編)を開催しました。

冒頭、労働政策委員長の竹内副会長から、
「メンタルヘルスについては、新型ウイルス感染症の影響により、
テレワークという新たな働き方が急速に普及した。
テレワークではコミュニケーションが取りづらいことから、
メンタル疾患に陥るケースも出ている。
労働者が安心して働ける環境を整備するためにも、本日の研修会を
参考にし、各職場の安全衛生の取り組みに生かしていただきたい」と
主催者代表挨拶がありました。

その後、ビヨンドザボーダー株式会社代表取締役で精神健康福祉士の
安藤 亘先生から「職場のメンタルヘルス~働きやすい職場の実現に向けて~」と
題した講義を行いました。

講義の中では、事例をもとにした多くのショートケースや演習を交えながら、
従来型うつや新型うつ、また、人格障害などの症状やその対処法について
講義がありました。
また、専門機関でのケア・治療の重要性と医療機関の選び方なども紹介がありました。
講義の最後には、復職に向けたプログラムの紹介と管理職だけでなく、
職場の仲間全体のメンタル疾患への理解の重要性について、
イラストなどを使いながらわかりやすく講義していただきました。

最後に柿沼副事務局長から「安全衛生は労使が一体となって取り組む
ことが重要であり、今日の研修会にも労使で参加いただいている
組合(企業)もある。
明日以降、労働組合内や会社と本日の研修内容を共有していただき、
誰もが安心して働ける職場に向けて取り組んでいただきたい」と
閉会の挨拶があり、終了しました。

2021年9月10日には、「メンタルヘルス研修会(基礎編)」の開催を
予定しておりますので、多くの皆様にご参加いただきたいと考えています。